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あかつき矯正歯科クリニック

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8~12歳のお子さんの矯正治療

永久歯へ生え代わり途中にあるこの時期に、不正咬合(悪い歯並び)が認められる場合は、矯正治療を早めにスタートした方がよいケースが多いです。それは、早期矯正治療により得られる治療結果が良いためです。そして、この時期の矯正治療は、痛みや違和感が比較的少なく、治療自体のストレスも少ないです。

8~12歳までのお子さまの歯並びとは?

8〜12歳くらいまでの時期を、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している)、または、側方歯列交換期とよび、子どもの歯と大人の歯の生え変わりの時期となっています。

早期治療のメリット

全ての歯が永久歯に生え代わってから矯正治療(2期治療)を行う場合、歯を抜かなければ歯並びが改善しない等のリスクがあります。8〜12歳の時期(混合歯列期)は、多くのメリットを得ることができる1期治療をすることができます。

1期治療(こどもの矯正治療)について詳しくはこちら
2期治療(おとなの矯正治療)について詳しくはこちら

身長が1年間で10cm伸びるということもありますが、この時期、お子さまは急速に成長しています。この成長速度が、歯並びの改善を手助けし、スムーズに矯正治療を進めることができる時期となっております。

「大人になったとき、歯並びが気になるようなら矯正治療をしたら良い。」と考える方もいらっしゃいます。しかし、12歳に近づき、大人の歯が生え終わると、徐々に顎(あご)の骨の成長速度もゆっくりになっていきます。早期に治療を始めた方が、顎の成長コントロールを行うことができます。そのため抜歯などを含む大掛かりな矯正治療になりにくく、負担が少なくてすむ場合が見受けられます。

不正交合の状態とは(お子さまの歯並びをチェック)

不正咬合(悪い歯並び)の種類と将来起こりうるリスクについてご説明します。お子さまの歯並びが以下の状態に該当する場合、矯正治療の検討が必要になってきます。

叢生(そうせい)

いわゆる乱ぐい歯(でこぼこ)です。顎(あご)が小さく、歯が並びきらないことが原因です。放っておくと、歯磨きがしにくく、歯垢や歯石が付きやすくむし歯の原因になります。また、笑ったときにお口元が歪んで見えることがあります。

 

でこぼこ(叢生)について、詳しくはこちらもご覧ください。

反対咬合(はんたいこうごう)

受け口と呼ばれています。前歯で咬みにくいため顎の運動(食事や会話時の顎の動き)のバランスが崩れたり、サ行の発音がしにくくなります。反対咬合は早期の治療をしておかないと、崩れた顎の運動も影響して骨格のバランスが大きく崩れることがあります。その場合は顎の成長が終了後に外科矯正という外科処置を含めた治療を行う場合があります。このため反対咬合は早期のご相談をお奨めします。
※早期治療を行っても外科矯正治療が必要になる場合もあります。

 

受け口(反対咬合)について、詳しくはこちらもご覧ください。

開咬(かいこう)

奥歯で咬んでいても前歯が咬み合っていない場合や、前歯が咬んでいるのに奥歯が咬みあわずあいている状態をいいます。このためしっかり咬むことができません。また、発音にも影響が出てくることが予想されます。原因に舌の癖や口呼吸などの習癖があります。このため早期にこれらお口の周りの癖を除去する必要があります。また、反対咬合と同様に骨格のバランスが大きく崩れることがあります。その場合は顎の成長が終了後に外科矯正という外科処置を含めた治療を行う場合があります。このため開咬は早期のご相談をお奨めします。

 

前歯が咬んでいない状態(開咬)について、詳しくはこちらもご覧ください。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる出っ歯です。成長とともに、顕著になる傾向がありますので、早期治療が重要となってきます。口唇が閉じにくく、閉じようとすると下顎(したあご)の先にしわができます。また、転んだりぶつかったりした際に、上顎の前歯を破折することがあります。

 

出っ歯(上顎前突)について、詳しくはこちらもご覧ください。

過蓋咬合(かがいこうごう)

咬み合わせが深く、上の歯で下の歯を覆ってしまっている状態です。下顎の成長を抑制してしまい、下の歯列の形態が崩れでこぼこ(叢生)になります。また、顎(あご)の関節に負担がかかり、顎関節部に痛みや不快感を感じるようになることがあります。この咬み合せは、顎(あご)の成長を利用して治療を行うことが理想的です。早めのご相談をお勧めします。

この時期の矯正治療のご紹介(1期治療)

混合歯列期は、取り外し式装置(床矯正)や保隙装置などの負担の少ない装置を使用して、1期治療を行います。1期治療は、顎(あご)の成長を促進し、歯を本来あるべき正しい位置にサポートする治療です。

拡大床

顎(あご)の骨を側方に成長を促進し、正しく歯を配列しスペースを確保します。

歯列を広げることでデコボコを治す矯正治療

 

床矯正治療について詳しくはこちらもご覧下さい。

保隙装置(ほげきそうち)

乳歯(特に乳臼歯)が早期に脱落(抜けて)しまうと永久歯が前方へ傾斜(倒れて)しまいます。それにより永久歯の萌出する空隙(すき間)を保持するために用いる装置です。固定式や可撤式の装置があります。

機能的矯正装置

機能的矯正装置は咬合力(咬む力)を矯正力に変えて、顎の成長促進や歯軸や臼歯関係の改善を行う装置です。

下顎の成長を促進することで
出っ歯を改善する矯正治療

一般的には混合歯列期(8〜12歳くらいまで)から矯正治療を開始するのがよいという意見があります。今始めるか、永久歯に生え変わった段階で始めるかは、個人差がありますので、もし心配なようでしたら一度、相談にお越しになって下さい。

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