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あかつき矯正歯科クリニック

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舌小帯付着異常

みなさんこんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です

3月は卒業シーズンですね。卒業生のみなさんご卒業おめでとうございます。

4月からの新しい生活も充実したものとなりますように!

今回は舌小帯付着異常についてです。

舌小帯付着異常とは、舌の下にあるひだ(舌小帯)が、舌の先の近くに位置していることをいいます。

(本来は舌の真ん中くらいに位置しています)

この舌小帯付着異常があると、舌の動きが制限されるため、咀嚼・嚥下障害や、発音障害、お口の中の自浄作用の低下など、

舌の運動機能障害を引き起こすことがあります。

食事の際は、舌をあまり動かさないようにするので、無意識に硬いものや大きい食べ物を避け、よく噛まずに飲み込む傾向があります。

しゃべるときは、口を大きく開けずにもごもごしゃべったり、うまく発音できないこともあります。

また、舌がうまく動かないため当院で行っている舌の練習ができないこともあります。

舌の練習は、不正咬合を治すうえで、とても重要なことです

これらの影響を考え、舌小帯付着異常が認められた場合は、舌小帯切除術と、術後の舌挙上訓練を行います。

まず、舌小帯切除術が行われる前に、可能な範囲で舌を動かす練習をします。

来院の際に、やり方などをお話しし、一緒に練習し、ご自宅でも続けてもらいます。

何種類かの練習を数カ月に分けてご自宅で練習していただき、小帯切除術を行います。

手術といっても、部分麻酔で行います。当院では行っていないので、提携先の大学病院や、口腔外科の先生のいる歯科医院で行います。

術後も舌を動かす運動をし、さらに舌がよく動くようにします。

抜糸後に痛みがなければその時点で開始します。

舌のコントロールや、舌小帯をのばす練習、舌を挙上する筋力強化の練習をします。

加えて、正しい飲み込みの仕方なども練習し、不正咬合の原因となる舌の癖を改善するようにもしていきます。

また軽度の舌小帯付着異常のケースもあり、その場合は舌を動かす練習をするだけで、切除術を行わない場合もあります。

手術というと怖いかんじがあるまもしれませんが、よりよい生活のために必要な手術です。

気になる場合はスタッフまでご相談ください。

2019年03月20日
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