こんにちは！あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です！
紫陽花が見ごろの時期ですね。町の所々で見かけるのできれいで癒されます。

今日は、矯正治療中の生活面での影響についてお話します。
矯正治療中、特に歯に固定式のマルチブラケットという装置が付いている方は、
お食事や歯磨きに気を付けながら日常生活を送っていただいてます。
ブラケットが取れやすくなるのを防ぐために硬いものや大きなものは
噛みやすい一口サイズに切ったり割ったりして食べるようにしましょう。
また、食後は歯磨きをしっかりするようにしてください。

発音についてですが、マルチブラケットがついてもさはど大きな影響は出ませんが、
ブラケットに慣れるまでは、サ行、タ行、英語のth、s、z、ts、ds、の音が
少し出しにくくなります。しかし、ほとんどの方は１ヶ月もすれば慣れてきて、
通常通りの発音ができるようになります。

楽器の演奏についてです。
唇を使う管楽器の演奏はブラケットを付けてすぐのころは思うように
音を出しにくい場合もあるようですが、練習して慣れてくると
時間とともに音が出せるようになります。
フルートのような木管楽器やマウスピースの大きい金管楽器は比較的
支障が少ないでしょう。
一方、唇を楽器に押し当てて音を出すトランペットよホルンといった
金管楽器は演奏によって高温が出しにくいといった影響もあるでしょう。
いずれも、慣れてくれば演奏にそこまで影響は出ないと思います。
もし唇にブラケットが当たって演奏しにくいことがあれば、ブラケットを
カバーするワックスを差し上げますので、いつでもお声がけください。

スポーツについてです。
マルチブラケット装着中もスポーツしていただいて大丈夫です。
ラグビーや柔道などボディコンタクトのあるスポーツを行うときに、
装置についた歯を覆うようなシリコン製のスポーツ用のマウスガードを
どうしても必要な場合は作製し使用していただきます。

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